いつもやさしい笑顔の片山さんです。
TBSの夕方ニュース「イブニングファイブ」の動く天気図を担当していて、
あっという間にサラサラ~っと天気図を描いてしまう職人さんなのです。
そんな片山さんに聞いてみました。
「美しい天気図」とは?
答えは…
「空気の流れが見える天気図」だそうです。
空気は流体なので、なめらかに書くことがポイント。それから、ためらってはダメ!
私が描くと等圧線同士がお見合いしてるようなハニカミ天気図になってしまいますが、
片山さんの描く天気図からは「俺に付いて来い!」ぐらいの勢いが感じられます。
ちなみに好きな気圧配置は日本海低気圧型とのこと。
理由は「描きごたえがあるから」。
5月はその日本海低気圧が発達することが多く、メイストームと呼ばれたりします。
天気図職人の腕が鳴る季節でもあるんですね!
天気図の気圧の線は、美しいですね。大好きです。
天気図の美しさが分かれば一人前といっていいと思います。
コンピュータ解析が主流になって、美しい天気図を描ける人が少なくなっています。
消えていく技術かなあ。
最近、気象予報士試験でも等温線や等高度線の作図問題が多くなっています。天気図をなめらかに美しく描けるということは、正確だと言うこと、高得点にもつながるし、受験指導の現場でも見習わなければいけませんねえ。講師としての反省です。
美しい天気図。素敵なフレーズですね。
のさん、しろみこさん、こんにちは。
気象の世界には「天気図三千枚」という言葉があります。天気図を3000枚描いてようやく一人前になれるということなんですが…一日一枚描いたとしても8年ちょっと!ひえ〜。
なめらかな天気図を描けるようになるには、まだまだ修行が必要みたいです(+_+)