黄砂の影響で天気「不明」 仙台管区気象台(共同通信) - 4月30日
おとといの仙台の天気が「不明」となった件について、社内検討会を開きました!
詳しくは斎藤さん、よろしくお願いします。
30日、仙台管区気象台は、黄砂により上空の雲が観測できず、15時、18時、21時の現在天気を「不明」と発表しました。
当時の視程が30キロだったので、「煙霧」には当たらず、さらに空の様子も特定できなかったので「不明」としたとのことです。これについて社内で検討した結果、現在天気「不明」ではなく「煙霧」と発表すべきではないかということがわかりました。
以下に理由を示します。(気象庁観測指針より)1、黄砂などの現象によって、視程が1キロ未満、あるいは全雲量が10となった場合は、天気を「煙霧」とする。
2、濃霧のため空がまったく見えない場合は、これを雲とみなし雲量10とする。
3、黄砂、煙などが天空の全体または一部をおおい、雲が判別できない場合は濃霧にならう。ということなので、仙台の視程30キロ、雲の様子わからず、なら「煙霧」だということで社内見解が一致していますが、いかがでしょうか。
実際問題、天気「不明」とは、観測者がいなかったり、いたとしても電文が未入電だったりした時の話だと思います。しかし、黄砂のように北日本では非常に少ない現象だと、上記の観測指針の定義がわかっていなかったのではないでしょうか。(我々も初めて知りました。)
…ということです。
ちなみに天気不明の記号は◯の中に×が入ったもので、
煙霧の天気記号は◯の中に∞が入ったブタの鼻のようなマークです。
小学生の頃に読んだ「はれときどきぶた」という本(空からブタが降ってくる話し?)を思い出しました。
「天気不明」発表を「煙霧」に訂正…仙台気象台(読売新聞) - 5月2日20時4分更新
斎藤さんが指摘されたように、『黄砂自体が珍しい現象で、煙霧の項目を見落としてしまった』のだそうです。
はじめまして。
「はれときどきぶた」懐かしー。
絵日記に書いたイタズラが本当になっちゃうようなお話でしたね。「不明」との発表にはちょっとビックリしましたけど、いろいろ難しいルールがあるんですね。
「黄砂に降参」って新聞記事ありました(笑)。黄砂慣れしている西日本では、同じような現象のとき、ちゃんと煙霧として発表しているのかな?
ミツtさん、きいろみこさん、コメントありがとうございます☆
「はれときどきぶた」は矢玉四郎さんの絵本で、1990年頃は小学校に必ず一冊はあったのではないかと思います。
未来の絵日記に書いたことが本当になってしまうお話しで、「はれときどきぶた」と書いたら本当にブタが降ってくる…という内容だったと思います。そのブタの鼻マークが煙霧のマークにそっくりなんですよー。
黄砂ではないですが、今年は花粉と山火事を間違えて消防隊が出動!というニュースが何回かありましたね。
なるほどなと思いました。ただ、煙霧の定義を不思議に感じました。
福岡では、煙霧の定義は「視程10km未満」とされていますが、頁中には「1km未満」とあります。複雑な定義があるのでしょうか?
地域によって定義に違いがあるのでしょうか? ちょっと混乱しています。
投稿者名が違って記載されてしまいました。
再度投稿します。
なるほどなと思いました。ただ、煙霧の定義を不思議に感じました。
福岡では、煙霧の定義は「視程10km未満」とされていますが、
頁中には「1km未満」とあります。複雑な定義があるのでしょうか?
地域によって定義に違いがあるのでしょうか? ちょっと混乱しています。
「投稿者 元井 : 2005年05月04日 18:41」は
こくう@福岡が投稿したものです。何故こうなったのかわかりません。元井さま、ごめんなさい。