梅雨前線の活動が活発になり、九州北部を中心に大雨が続いています。
26日午前5:10〜6:10には
熊本空港付近で1時間に113ミリという記録的な雨量を観測。
激しい雨は午後にはいったん落ち着きを見せましたが、、、
夜になってまた雨脚が強まり始めています。
【気象庁HP27日0時のレーダー画像】
1時間に降る雨の量は・・・
20ー30 どしゃ降り。
30ー50 バケツをひっくり返したように降る。
50ー80 滝のように降る。
80ー 息苦しくなるような圧迫感がある・・・と表現されます。
約3.3平方メートル(一坪・畳2枚分)に100ミリの雨が降ると、、、
一升瓶200本弱にあたる330リットルに相当。
500ミリペットボトルだと660本分にもなるんです!!
一般的な家庭の浴槽が200リットルくらいなので、
おフロ1杯半くらいのものすごい量が1時間に降ったということ。。。
熊本県阿蘇山近くの俵山では
21日(水) 13ミリ
22日(木) 9ミリ
23日(金) 99ミリ
24日(土)138ミリ
25日(日)115ミリ
26日(月)217ミリ
・・・と6日間合計で591ミリもの雨が降りました。
俵山で6月に降る雨の量は平年だと662.7ミリ。
なので、1ヶ月分がこの1週間足らずで降ったことになります。
したたかに降る梅雨の雨をさす「梅雨しとど」なんて風流な表現もありますが、
今はまさに「荒梅雨」「暴れ梅雨」「梅雨豪雨」!!
梅雨末期の雨がもう降ってしまっているような感じです。
九州北部の梅雨明け平年日は7月18日頃・・・
まだあと3週間くらいは雨の季節が続きます。
地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に警戒を・・・。(→最新情報)
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