ハリケーン「リタ」は日本時間午後4時半頃、テキサス州東南部に上陸しました。
テキサスと言えば、1900年ヒューストンの南にあるガルベストンで、ハリケーンによる
アメリカ史上最悪の被害が出た州。当時は6000~12000人もの方が亡くなったそうです。
ヒューストンはメキシコ旅行に行った際に乗り継ぎで降りたことがありますが、
ひたすら平坦な土地が続く、のどかな場所だなぁという印象を受けました。
ヒューストン国際空港
今ではそのヒューストン空港も閉鎖されています。
日本のように起伏のある土地だと上陸直後に台風の勢力が衰えることが多いんですが、
土地が平坦だと勢力が落ちにくいんです。今回のリタの気圧も…
上陸直後(日本時間)午後4時半頃 937hPa → 午後9時現在 950hPa と
あまり上がっていません。石油や化学工場等の多い場所でもあるので被害が心配です。
また、CNNのサイトで読んだのですが、米海洋大気局(NOAA)のハリケーンセンターで準備している名前が
足りなくなる可能性が出てきたそうです。(ハリケーンの名前についてはコチラ)
NOAAでは毎年21個ずつ名前のリストを作っていますが、今回のリタはすでに17個目。
残り4個を使ってしまったらギリシャ文字の「アルファ」になり、その後はベータ・ガンマ・デルタ…と続くそう。
これまでに熱帯低気圧が最も多く発生したのは21個(1933年)とのことで、記録的な年になるかもしれませんね。
とにかく、被害の記録はこれ以上増えないことを祈ります。
日本に近づいている台風17号は、23時現在リタと同じ950hPa!どちらからも目が離せんね。
へえ、あちらでは21個の名前を用意しておけば事足りたんですね。今年は発生数がやたらに多いんだ・・。
ドイツ語の「ウムラオト」を使えば、まだ3個分くらいはしのげるかもね。
リタに関してはそれほど大きな被害は無かったようで
ひとまずは安心です。
以前、9月3日の日記で話があったように、21個のリストを
6年サイクルで使いまわしているんですよね。
でも、ガンマとかがリストラになったらどうなるのでしょう??
これ以上、大きな被害が発生しないことを祈るのみです。
当然、日本でもですが。。。