近所の公園を散歩中、ふと「あるもの」を見たくなりました。
絶対公園内にあるはず!と必死に探していると…
発見!!
セミの抜け殻ってなんかかっこいいですよね。
目の辺りなんて、風の谷のナウシカに出てくる王蟲(オウム)そっくりです。
気象庁ではサクラの開花などの生物季節観測を行っていますが、
セミはけっこうたくさんの種類が観測されているんですよ。
クサゼミ、ハルゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクホウシ、クマゼミ、ミンミンゼミ…
このうち全国で観測されている「規定種目」はアブラゼミだけで、
後は地域ごとの「選択種目」です。(「規定」「選択」なんて、何かの大会みたいですね。)
メジャーなセミ達を鳴く時期の早いモノから並べると…
ニイニイゼミ→クマゼミ(西日本のみ)→ミンミンゼミ・アブラゼミ→
そして最後にはツクツクホウシが鳴き出します。
「♪オーシンツクツク…」が聞こえるのは関東では8月10日前後。
ツクツクホウシの鳴き声が聞こえたら、
暦の上ではもう秋に近づいているってことなんですねぇ。
今日はTBSから赤坂駅までの間に、
蝉の「ヌケガラ」じゃなくて「ナキガラ」を3体も見つけてしまいました…。
今年は、私の住んでる千葉県市川、勤務地の文京区付近でも
セミの鳴き開始が遅かったような気がします。
それに量も少ないように思います。
7年前にはどんな気象だったのかも気になりました。
F1グランプリならぬ、”セミ1”グランプリ
今年はどうなるんでしょうね・・
異常気象にならないよう、環境には気をつけないと!
確かに、今年は何となくセミの数が少ないような気がしますね。
個人的には、ミンミンゼミの姿かたちが一番好き。羽が透明で、体が丸っこくて・・。
最近出た書籍の中で個人的に今一番気に入っているのが、
『素数ゼミの謎』 吉村仁:著/石森愛彦:絵 文藝春秋
という、アメリカで異常発生して一頃マスコミでも随分話題になったセミについて書かれた本です。
「数理生態学」というものが御専門で現在は進化理論を研究なさっているという著者が、元々は米国の専門誌に寄稿された御自身の論文だったものをベースにして、新たに「易しく楽しい読み物」に書き改めたものだそうです。
内容の面白さもさることながら、カバー装丁や本文に挿入された沢山のイラストが可愛らしくてとてもGood!ですよ。
今日、ニュース見てたら、
「小泉首相がセミの抜け殻集めに凝ってる」
というのがありました。
セミの抜け殻って神秘的ですよね(僕だけ?)
自分の殻を破って自らの力で飛び出すなんて生命の力を感じます。
wavesoaringさん
「セミ1グランプリ」は去年ニュースバードのネタとして使ったことがあります。
それぞれのセミの説明に「褐色ボディのマッチョマン」など格闘家風に説明を付けたりして「最後に残るのは誰だ!?」と…。
最近はクマゼミが東日本でも見られるようになっているとか。環境が変わると生態系のバランスも崩れてしまいますよね。
みんみんぜみこさん
セミに詳しい方は、抜け殻を見ただけで種類がわかってしまうそうですね!
私にはどれも一緒に見えてしまいますが…。
bluewindさん
アメリカで異常発生と言いますと、17年ゼミと同じ種類でしょうか…?
はっ!今の今まで「素数」を「素敵」と読み間違えていました。
ステキゼミとはまた大胆なネーミングだなぁと…。
かわいらしいイラストをぜひ見てみたいです。
TORIさん
小泉首相にそんなご趣味が…。
セミに限らず、脱皮したあとの抜け殻って神秘的だと思います。
小学生のころ、近所のお祭りで脱皮した大蛇の皮をもらい、お守りにしていたことを思い出しました。