フラ・ニーニャは、フラダンスで天気予報を伝える、女性気象予報士二人組のユニットです。
フラの振りは、ひとつひとつが言葉を表しており、
晴れ、雨、くもり、虹など、天気を表現できる様々な踊りがあります。
それらを組み合わせて、踊りながら天気を伝えるのが「フラダンス天気予報」です。
TBSの天気予報でおなじみのお天気キャスター・森田正光が代表をつとめる(株)ウェザーマップがプロデュースしました。
このユニットの結成には「天気予報をもっと身近に感じてもらいたい」という思いをこめています。
天気予報の最大の目的は「気象災害を未然に防いで人命を守る」こと。そのためには日ごろから天気に興味を持ってもらいたい。
少しでも天気に関心を寄せてもらうための「入り口」として、フラダンスを取り入れました。
フラで天気を伝えるというアイデアは、学生時代からフラを習っていた元井美貴(ラー)によるもの。見た目にもわかりやすいフラの踊りなら、子どもから大人まで、楽しく天気の知識を伝えることができると考えています。
親しみやすいオリジナル曲「ラーとウアの日曜日」に、太陽、雨など、天気を表すフラを合わせたステージで、現在イベントを中心に活動中です。
南の島に、フラダンスの大好きなラーとウアというふたりの女の子がいました。
ふたりは常夏の美しい自然の中で、毎日仲良くフラを踊っていましたが、あるとき、表情豊かな四季のある「日本」という国の存在を知り、「いつか行ってみたい!」と夢見ていました。
数年後、とうとうラーとウアは、一年中真夏の平和な島から、あこがれの日本にやってくることになりました。
ところが日本では、人々が忙しく働き、街は騒がしさにあふれています。季節ごと、日ごとの天気の移ろいもめまぐるしくて、驚くことばかり。
そんなとき、天気をわかりやすく解説してくれる、お天気キャスターの森田正光氏と出会いました。
3人はすぐに意気投合し、さっそく楽しいアイデアを思いついたのです。
そんなラーとウアの願いから、フラダンスと天気をコラボレーションしたユニット「フラ・ニーニャ」が誕生。
ふたりは日本の気候を勉強し、歌と踊りで天気を楽しく伝える活動を始めました。
みなさんも、フラ・ニーニャと一緒に踊ってみませんか?
美しいメロディーとフラダンスが、今までにないお天気の新しい表情を見せてくれることでしょう。
「踊る」+「空」+「女の子」=フラ・ニーニャ
フラと天気のつながりを表現しました。
ふたりの名前「ラー」と「ウア」は、それぞれ ハワイ語で「太陽」と「雨」を意味しています。