きょうの「ところにより」: 恐怖の自由研究

2007年8月 7日

小学校時代、夏休み中のアドバイスに、
「勉強は午前中の涼しいうちに済ませましょう」なんていう御託が並べてあったけど、

「ヒートアイランド著しい都市部で、涼しいなんてあり得ないわよ！」
と、リアクション不全になっていたリトル・蔵前シェールよ。

夏休みで、最もメンタルな部分を圧迫していたのが大量の宿題よね。
あるとき「欧米では夏休みそのものが日本の1.5から２倍の長さの国もあり、
しかも、宿題なんてものはいっさいあーりまっせーん！！」

という豆知識を仕入れてしまって以来、どこに向けるべきかよく分からない
「怒りのくす玉」を心に仕舞い込んだまま成長。だからひねくれたのかしら・・。

で、何よりも疑問を感じていたのが「自由研究」とかいうシロモノ。
いったいどこが「自由」なのかしら？不自由極まりなかったわ！

６年生で転校した学校では、９月になって自由研究の個別発表があったのよね。
アタシ、面倒くさいから前のガッコで作ったどーでもいいオルゴールを持って行ったの。

そしたら数人が「あれ、蔵前ん家にあったやつじゃん！」と言い始めて。
キャーッ、しまったーっ！おバレになったわー！！

何とか教師を言いくるめて、次の日に別な課題を持ってくることに。
その晩、生まれて初めて「一夜漬け」を経験したわ。

結局、超特急で調べたのは「都道府県別・多い名字ベスト３」という微妙なネタ。
発表中、誰も話を聞いていないのは空気で分かったわ・・。

そう考えると、今は天気の勉強が好きなだけできるのでハッピーなのかも。

今年は読破するわよーっと通販で仕入れた本。

全っ然、読み込んでなかったりして。アルファベットばっかりなんだもの。
ま、少なくともアメリカ大陸の雲写真は見応えがあるわね。

暑いときは、がむしゃらに休みましょう。
また出没するわ。蔵前シェールでした。

by 蔵前シェール : 2007年8月 7日