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2007年7月 4日

2ショット☆

こんにちは。海老原美代子です。

週末、映画館でシュレックに遭遇いたしました!
これは、2ショットを撮るしかないでしょうと、ちびっ子に混じってパシャリ☆

eiga.jpg

しかし、観たのは『シュレック3』では、ありません。
(「私、妊娠したのーーー!!」のセリフには憧れますけど・・・)

この日、因みに映画の日(1日)でしたが、私が観たのは『キサラギ』です。

周囲のオススメ度も高く、私も公開前から気になっていたのですが、
観にいって正解(^o^)/

映画館の中は、「欧米かっ」て突っ込みたくなるほど、あちこちから笑い声が上がっていました。
もちろん、私も、かなりクスクス笑わせていただきました。

小栗旬くんを初め、メインの登場人物は5人。
薄暗い部屋の中だけで、繰り広げられるワンシチュエーションものですが、
次々に主役が入れ替わると言うか、謎が解けていく感じが本当に面白かったですよ!

そして、場面転換がない中で、時間の流れを感じさせるのが窓の外の天気。
雷雨の稲光からオレンジ色の夕日が差し込むまで・・・上手く出来てるなぁと変な所で感心しました。

気象予報士になってから?でしょうか・・・映画の中の天気が気になります。
インパクトがあるからか、雷(雨)や台風のシーンを、良く観る気がしますが、
特に、台風シーンは、結構ツッコミどころ満載なものもあって、どうも映画に集中できません(>_<)

一方で、梅雨は、映画より小説に合う気がします。
梅雨は約1ヶ月半と長い期間の現象なので、2時間前後の映画の中では表現しきれない感じがするんですよね、、、

その点、小説では、たっぷりと梅雨のニュアンスを表現できる気がします。
特に、小説で、梅雨とは一言も書いていないのに、上手くこの雨の季節を表現している作品に出会うと、
本当に、鳥肌が立つというか、感激ものです(T T)

まだしばらくは雨の季節が続いて、屋内で過ごす時間が長くなりそうです。
気象解説も担当する予報士としては、映画を観て、小説を読んで、
もっと豊かな表現が出来るようになりたいなぁと思います。

では、また来週♪

by 海老原美代子 : 2007年7月 4日