きょうの「ところにより」: 旅はぐしょ濡れ（？）

2007年6月12日

旅はぐしょ濡れ（？）

私の父君は、運動会の「自転車遅乗り競争チャンピオン」。
蔵前シェールよ。

先週末、古都金沢までプチ旅行に行って来たわ。
皆さんは、特急列車って平気？アタシけっこう苦手。
乗車した途端ビールで酒盛りをするサラリーマン集団、
から容赦なく放たれる酒臭さはまだ微笑ましさがあるんだけど・・

問題は空調よ！！なぜか、湿気をそのまま大量に残して気温だけ下げるもんだから、
吹いてくる風のキモチ悪さったらこの上なかったじゃないの！ドライにしてお願い！
で、ものすごい頭痛を引き起こしたまま到着・・。最初の晩は寝込んでたわ。

折しも「寒冷渦」が各地に激しい雷雨をもたらしていた土曜日、
アタシも空模様を気にしながらの観光だったわ。
でも、こういう時こそ気象予報士のカン（？）を発揮しないとね。

ま、今は携帯で雨雲レーダーも見られる時代なんだけど、
やっぱり外にいる時は、身体全体のセンサーを働かせることが一番よ。
当日の日中は湿度80％前後、んもうー耐えられないほどの湿気・・。

「これは間違いなく短時間強雨が接近してる空気感と空の暗さよ」と察知したアタシ、
金沢21世紀美術館の中に逃げ込んで雨をやり過ごしたわ。
13時前後に降り出した雨、どう見ても１時間30ミリくらいの勢いはありそう。

・・と思ってあとから調べたら、金沢アメダスはたったの13ミリ（３時間で20ミリほど）！？
まあ、ノーマルな低気圧と違い「面でなく点で降る」タイプの雨だから、
少し離れただけで降水量にずいぶん差が生じるのは仕方ないこと。

夕方、車に乗って少し山のほうへドライブよ。
まだ雨が降っていたけど、「もうすぐ止む」感じの空模様。
ふと、前をみたら低いところにたくさん雲が出てるーっ！！

ついさっきまで上空から雨が落ちて来ていたから、
乱層雲の千切れ雲のようにも見えるし、層雲とも言われればそうみたいだし、
激しい雷雨の後だから積雲系の雲に付随して現れていたのかもしれないし。
・・でも、雲の種別うんぬんよりも、刻々と変化する光景のほうが重要なのよ！！

と自分に言い訳しつつ、自然のパノラマに心奪われっぱなしだったわ。
旅行前に雨予報だったとしても、寒冷渦の場合は「雨をかいくぐるスリル」があるわよ。
あ、梅雨前線タイプの雨だと、こうは上手くいかないのであしからず。

今週中には来そうね、お梅雨さま。
アタシも頑張るわ。それじゃ、また出没するわね。
蔵前シェールでした。

by 蔵前シェール : 2007年6月12日