きょうの「ところにより」: フォッグなウィッグ

2007年5月 8日

連休中の人出の多さにあきれ果て、連休後のラッシュアワーに疲れ果て。
蔵前シェールよ。

今朝、起きてみると、何だか外の様子がちょっとヘンじゃない？
晴れ予報のはずなのに、宮殿天窓からの光芒が全くナシ。
おそるおそるバルコニーから外のぞくと、アラまあー霧が出てるじゃないのーっ！！

東京の霧は、2006年7月25日以来のことよ！！ずいぶん御無沙汰ぁー！！

えっ？霧なんぞ、さして珍しくもないって？
それはアナタ、まだ自然が多い所（あるいは内陸部）のお話よ。
東京都心では、近年めっきり霧が減っているんですもの。

1960年代までの平年値では、霧日数は30日から40日もあったの。
それが2000年代には、年に１日から２日程度しか観測されなくなったのよ！

これは都市化に伴う乾燥化が進んでいることに加え、
ヒートアイランド現象による冷え込みの弱さも影響していると思われるわ。
霧の発生には、まず水分が不可欠＆それが冷やされないといけないから。

でも、今朝の霧って東京湾周辺がメインだったようね（近海の海上は考慮しないとすると）。
関東の広域で発生して、そのあおりで大手町でも観測というのは過去にあったけど、
今回のような例はそう多くはないんじゃないかしら？

いずれにしても、「野生パンダの出産」並みに珍しい現象を目の当たりにし、
出勤途中に微小なフォッグのミスト（感覚はないけど）をウィッグに当てる機会があったなんて、
アタシそれだけでも今日は得したと思ってるの。ごめん浅瀬ーーっ！！

最後にグリーンの癒し系。ご覧あそばせ。

和んだかしらー？
親近感あふれるコメントもお待ちしてるわ。

それじゃ、また出没するわね。
蔵前シェールでした。

by 蔵前シェール : 2007年5月 8日